世界は新型コロナウィルスの猛威にさらされている状況だ。
日本でも、政治家の対応に国民は振り回されている。
では私たち自身はどうすべきなのか。
アニメ『銀河英雄伝説』のセリフが最近、頭から離れない。
このセリフから、いま私たちはどうすべきなのかが見えてくる気がしたので綴っていきたい。
最後まで読んでいただけたら幸いだ。
銀河英雄伝説とは
物語の舞台は未来の世界。宇宙に進出した人類は大きな二つの勢力に分かれ長い戦いの中にあった。
それぞれの陣営に2人の天才が現れたことで歴史は動き出す…といった物語だ。
本当に大雑把な説明です。
独裁者ルドルフによって建国された帝国
登場した主人公はラインハルト・フォン・ローエングラム
民主主義を掲げ、銀河帝国に抗う同盟
主人公は、ヤン・ウェンリー
今回は、自由惑星同盟のヤン・ウェンリーが語った言葉を紹介したい。
ヤン・ウェンリーの名言

子供の頃どんな本にも帝国のルドルフは大悪党だ!
と書いてあったけど、
どうして皇帝にまでなったのかって不思議でさ。父に聞いたことがある。お父様はなんて?
「民衆が楽をしたがるせいだと。
自分たちの努力で問題を解決せず、どこからか超人なり聖者なりが現れて、全部一人で背負い込んでくれるのを待っていたからだ。
そこをルドルフにつけ込まれた。
いいか、覚えておくんだ。
独裁者は出現させる側により多くの責任がある。
積極的に支持しなくても、黙って見ていれば同罪だ。」ってね。
銀河英雄伝説 ヤン・ウェンリー
この言葉で今回、一番気になったのは、
民衆が楽をしたがるせいだと。自分たちの努力で問題を解決せず、どこからか超人なり聖者なりが現れて、全部一人で背負い込んでくれるのを待っていたからだ。
名言から考える
今回の新型コロナウィルス。政治の対応には言いたいことは、たくさんある。
しかし、私たちは率先して行動しただろうか。対策しただろうか。
やはり、どこかで楽をしたがってはいなかっただろうか。
国のトップ。または自治体のトップが号令をかけるのを待ってなかったか。
私たちは、自分の頭で考えてこの状況にどう対応していくか、最初から動いていただろうか。
あの人がこう言ったから、自分は従っただけ。
確かに自分たちだけでは、どうすることもできないことはある。
しかし、どこか全てを政治の責任にして、考えることから逃げていなかっただろうか。
いま、自分に問うて逃げていなかったと言えば嘘になる。
結論から言うと、私たちは考えることから逃げてはいけないのだ。
流され、盲目になる。これほど怖いことはない。
怖いから考えたくない。
でも考えないと、もっと悲惨なことになる。
こんな状況だからこそ、自分の頭で考えよう。
誰かのせいにせず、自分の足で歩こうじゃないか。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。