心の栄養

秒速5センチメートルの世界を巡る

コロナ禍により遠出できない今日このごろ。

近場ほど、なぜか訪れない聖地を巡ってきた。

秒速5センチメートルの世界に想いを馳せる。

種子島は確か2015年に行ったなぁ…

『ねぇ。秒速5センチなんだって。桜の花の落ちるスピード。』

桜はありませんでしたが、まさしく二人の登下校道ですね。ここはいい感じの公園になっていました。

この道をまっすぐいくと、坂道へ。

『ねぇ、待ってよ』

アングル間違えちゃったけど、ここを駆け下りる。

『来年も一緒に桜、見れるといいね』

この自動販売機の並びと、後方に見えるコンクリートの壁と黄色い車両。

下校途中に二人が遊んだ神社。

この神社は少しだけ離れたところにありました。

意外と人が多くて、写真とるのが大変でした。

秒速5センチメートルのラスト。

one more time, one more chanceが流れてきます。

二人がすれ違い、それぞれの希望に向かって踏み出していくシーン。

もしゃもしゃと生茂る蔓や木がある家が印象的。

初めてこの作品を観たときに抱いた印象とちょっぴり歳を重ねてから観た印象は違うものになっていました。

この切なさ。でも人生なんてこんなもんという感覚。

当時はバッドエンドと思っていたけれども、最近は絶妙なエンディングだなと思っています。

二人はそれぞれの道を希望を持って進みます。主人公の清々しいラストの表情。

過去の想いも自分の一部。

否定する必要も忘れる必要もない。

また桜は咲くさ。

やっぱいいなこの作品。