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またやってしまった…気を付けていたのに。
一瞬折れたかと思うくらいの衝撃と痛み、そしてぶつけたことに対する驚き。
なぜ人はこうも小指をぶつけてしまうのか..気を付けていれば大丈夫という問題なのかその理由を探ってみました。
そしたら論文もあったりして、疑問に思う人はたくさんいたんですね。
感覚のズレ
結論を言うと、そもそも人間の足の感覚がズレていることが原因のようです。
家具の角に小指をぶつけてしまうのは、自分が思っているよりも外側を歩いているからということ。
実験をしたところ、ヒトは自分が思っているよりも1cm~1.5cmも外側を歩いていることが分かりました。
ヒトの足幅はおよそ10cmくらいです。
1~1.5cmも外側を歩いているとなると、自分の感覚よりも足幅の10分の1程度(指2本分も!)も外側を歩いているので、そりゃ小指もぶつけるわというお話です。
どんな人がズレているの?
この感覚のズレは男女差、年齢差は関係がないみたいです。
そして利き足かどうかも関係がないみたいです。
誰もが平等に小指をぶつけるってことですか。
なぜ感覚がズレているのか
これに関しては明確な理由はわかっていないとのこと。
しかし、歩いているときの足の位置が外側になればより安定した歩行になります。
なので二足歩行という力学的に不安定な状態で歩くヒトが、より安定した歩行をするために取り入れてきた手段のひとつではないかという考え方があるみたいです。
日々の生活で気を付けていてもぶつけてしまう小指。
理由を知ると、仕方がないかと思そうですがやっぱりぶつけたくない…
ネットで調べれば論文なども出てきますが、面白い本があるのでご紹介しておきます。
リンク
小指をぶつけること以外にも面白いお話があります。
知っていると、ちょっとだけ日々の暮らしが楽しくなるかもしれませんよ。
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